《マレーシア生活日記 2024-01-06》
年末年始の三連休の旅の主目的は、クルーズ船上での年越しでした。船の名前は『The Genting Dream 』。シンガポール⇔ポートクラン(マレーシア)の区間だけ片道乗船するという利用の仕方があって、調べたらちょうど大晦日の夜にシンガポールを出航するチケットが!そんなスペシャル体験のためにシンガポールへ行きました。
12/31 出航の4時間前、15:00頃にクルーズターミナル Marina Bay Cruise Centre へ。向かう途中のGrab Car の中から見えた巨大な船。えっ!船?船の形をした建物?信じられない大きさにびっくりしていたら、Grab のドライバーさんが笑いました。「ここに乗せてきた人はみんな同じリアクションをするからそれが面白い!」と。
写真がうまく撮れませんでしたが。
ターミナルに入るとすぐ「Palace Guest」受付のサインボードが見えて、私たちが予約した部屋タイプの名前には「Palace」が付いていたのでそちらでチェックイン。待合スペースに案内されました。
座って待つこと約1時間。イミグレーション、セキュリティーにすすみ、
16:00頃~ いよいよ乗船です。
部屋に入ってほどなくしてバトラーさんが来てくれて、限られた一晩をできるだけ楽しめるように、レストランやイベントの案内をしてくれました。
17:00頃~ レストランでタパスタイム。軽食やコーヒーを楽しみました。たぶんどなたも乗船してからさほど時間が経っていないと思うのに、レストランは既にほぼ満席。スイーツ美味しかったです。
メインプールでも、もう泳いでいる人が!あれかな?ディズニーランドを効率よく楽しむ方法を知っている人、みたいな。。。(゜o゜)
18:00頃~ バーでハッピーアワーのシャンパンとワインを楽しみました。窓から見えるこっちのプールでも、やっぱりもう泳いでる。
向こうにマリーナベイサンズが見えます。
少し船内を見て部屋に戻り、
19:00の出航の様子を部屋のバルコニーから見ました。搭乗口が船から離されました。(右上の建物がターミナル、中央の白い屋根が搭乗口への連絡通路です。)
出航。このときがクルーズ体験の中で一番印象に残っています。あんまり人に理解されないかも知れないけど、タマンネガラ国立公園に旅行したときもそうでした。いちばん印象的だったのは、川と渡し船と川向うにタマンネガラが見えた瞬間。これから始まる!っていう、高揚感が幸せすぎて。
19:30 レストランでディナー。この日だけのNew Year メニューでした。ビーフステーキ最高でした。
21:00 シアターに行って、21:30 ショーが始まりました。タイトルは「ジングルベル」。この日がクリスマスショーの最終日でした。歌とダンスと
サーカスみたいなアクロバティックなショーで、見応えがありました。
11:00 カウントダウンイベントスタート。特設ステージ上にはバンドとダンサー。ステージ前に大勢のお客さんが集まって、ダンサーに合わせてズンバを踊っていました。
カウントダウン、新年になり、「蛍の光」英語版合唱。
イベント終了後、少し船内を見て歩きました。ウォータースライダーとかロープコースとボルダリングとか、アクティビティ施設が充実しています。
ディスコで踊っている人も。元気〜。
午前2時までレストランでは夜食タイムでサンドイッチやなんかを楽しめると聞いてはいましたが、もう食べれそうになかったのでそれは諦めて部屋に戻りました。冷蔵庫の缶ビールをバルコニーで飲んで、2時すぎに就寝。
朝は6:00起床。まだ真っ暗でしたが、ポートクランが近いようで船はスピードを落として進んでいるのがわかりました。
ポートクランの朝焼け。
7:00 レストランで朝食。もう停泊しています。レストランの窓越しに撮った初日の出。ちょうどPort Klang Cruise Terminal の建物の上に。
8:30 部屋にバトラーさんが迎えに来てくれて、下船しました。
やっぱり船の全景がどうしても撮れない。
車からも試みましたが。。。
クルーズ船と言えば優雅な世界一周を思い浮かべるところですが、一晩だけの乗船はそれはもう忙しく、結局どうしたって全部は見きれません。それでも、短時間に盛りだくさんのワクワクと驚きがぎゅっと詰まって面白かった。
このときの船はシンガポール→ポートクラン→ペナン→シンガポールに戻る、そもそも3泊4日の航程です。そのうちのシンガポール→ポートクランだけの片道クルーズ、これがたぶん私の一生に一度のクルーズになると思うので、貴重な非日常体験ができて大満足の年越しでした。