《マレーシア生活日記 2023-09-11》
昨日は、初めてのフィールド[Gunung Nuang Recreational Forest] へ。ゲート付近のフレンドリーな犬たちをなんとか避けて公園内に入り、園路を進みました。
チャイロハウチワドリが数羽、下草の葉っぱを揺らしてちょろちょろ。
ほどなくして園路のずっと向こうに3頭の野良犬の姿を夫が確認。それを聞いただけで私はもう怖くて続行は無理!せっかく夫に車で1時間かけて連れてきてもらったのに、情けないけど。。。
ゲートまで引き返して来たら、二人の日本人のバーダーさんがちょうど園内に入って行かれるところでした。それで、図々しくも「一緒に連れてってください」とお願いし、4人になったので気をしっかり持って、探鳥再開。
初対面なのにいきなり強引にご一緒してもらったので、お二人の探鳥ペースを乱すことのないよう心掛けました。
案の定、野良犬に会ったのですが臆病な性格だったようで、人間に気付くとどこかへいなくなりました。良かったー。
今季初マミジロキビタキ。
コシジロキンパラ。
ウスヒメアオヒタキ雌。
ここはグヌン山に続くハイキングコースで、坂を上がっていきます。山側を見上げると、自生するドリアンの木に実が成っていました。
だんだん鳥影が少なくなったので、坂を下って戻ることに。
シュイロサンショウクイ。
今季初アムールサンコウチョウ。
ウロコヒヨドリ。
ゴシキドリsp幼鳥。
ズグロヒヨドリ。
ほかに、キンバト、ロクショウヒタキ、ミドリヒメコノハドリ、ハイガシラヒタキ、アカメチャイロヒヨ、ホオアカコバシタイヨウチョウ、コクモカリドリ、Hume's White-eye、オオサイチョウ、ススイロゴシキドリ、ルリコノハドリ等もいました。
結局低いところの沢沿いに鳥影があったかな。とは言え木が高いので、近くで見ることはなかなかできなくて。全体的には鳥が少なかったのですが、ご一緒していただいたお二人の、とても静かでスローな探鳥スタイルのお陰でけっこう見つけることができたと思います。「野生の生き物が住む森にお邪魔させてもらっている」、バードウォッチングの原点の謙虚な気持ちを学び直した満足感がありました。すごく感謝!
ゲート付近ではフレンドリーな犬たちが尻尾をふって待ち構えていて、それをなんとかかわして車に滑り込みました。心拍数上がってぐったり。無事に森を歩けてほんとに良かった。
帰り道、車からランブータンの実の成る木をたくさん見ました。高枝切りばさみで収穫している人も。ここら辺では今が旬なのかしら?
果物を売っているお店がたくさん道沿いに並んでいました。